カテゴリー「未分類」の記事

よくある演劇部の話②

2017年9月22日 / 未分類

気まぐれ顧問の気まぐれで、夏休みの終わりに創作に舵を切った「よくある演劇部」。最初の上演は文化祭。3週間後である。だが台本はない。夏休み中、ある既成脚本の稽古をやってきた部員たちは、どうこの状況に対処してよいかわからない。しかし気まぐれ顧問は楽天的である。「まあ、1週間もあれば書けるだろう。元ネタはあるのだ。」

 

この顧問が前の学校で、文化祭2週間前にならないと台本を書き始めなくて、部員たちを大いに困らせていたことを、現在校の部員たちは知らない。顧問は1人心の中で思う。「3週間前に書こうと思うなんて、オレも成長したものだ。」

 

実際、顧問は2週間前には台本を書き上げた。そして鼻高々に印刷して、部員たちに配った。その台本が、かつて稽古していた既成台本と比べてどうだなんて、もちろん部員たちは言わない。顧問は言う。「ほら2週間も稽古できるじゃないか。余裕だな。」

 

その台本が、スタッフ的に多くを要求しない、シンプルな劇ならいいのだが、やたらト書きが書き込んである。「壮大なセットと華麗な衣裳」とか「超高速で走る」とか「まばゆい光を浴びる」とか「一発で泣かせる曲、でも誰も知らない曲、できれば中南米の」とか書いてあって、舞台監督生徒を唖然とさせる。結局、文化祭1週間前の貴重な土日はセットや小道具、衣裳作り、選曲に充てられることになる。

 

   

※写真は全てイメージです。

 

2017年度産高校演劇が生まれる~よくある演劇部の話~

2017年9月12日 / 未分類

国立劇場・優秀校公演が終わると、いよいよ2017年度産高校演劇の栽培が始まる。全国各地で地区大会が開催される。もちろん、地区大会はおろか県大会まで終わっている県は知っている。が、大方は、9月10月が地区大会の時期だろう。そして今はその稽古で忙しい時期だろう。つまりほとんどの日本中の高校演劇部が高校演劇を創っている頃だろう。「高校演劇の秋」は高校演劇の春満開なのだ。

 

さて、これは、そんな演劇部のよくある話を実録風に追ったものである。(と言ってもこれで終わるかもしれない) 特定の学校ではないことを明記しておく。

 

その演劇部では、何となく秋作品は顧問が台本を書くようになっている。決まりはない、何となく、だ。この何となく、というのが一番いけない。決まりで、「書く」となっていれば、「それは理不尽だ!」と反論できる。「顧問は書かない」と決まっていれば、思う存分夏休みを謳歌できる。何となく、だと、書いた方がいいのか、書かないほうがいいのか、自分で部員たちの顔色をうかがいながら、夏休みの練習を過ごさなければならない。

 

「今度の作品は既成で行こう」と言うと、わずかに不満げな表情を浮かべるものの「はい、わかりました」と言い、「オレが書く」と言うと、特段うれしそうな表情になることもなく「はい、わかりました」と言う。いったい、どっちなのだ!

 

ただでさえ、書くのが遅いのだ。書く、というより、仕上げるのが遅いのだ。適当なシーンを脈略なく作っては、稽古しながら、無理やりつなげていって、破たんするということを反省もなく繰り返している顧問なのだ。

 

今年はそれでも少し反省して、早々に「既成作品で行こう。それは〇〇(作品名)だ!」と夏休みの始めに台本を印刷して渡して、「あとは練習しておいて」と、顧問は仙台での全国大会を観に出かけてしまった。そしてそのまま2週間姿を見せることはなかった。

 

2週間後、「さあ、どこまでできているかな。今年の夏は出だしが早いなあ。秋大会まで余裕だなあ。」と仙台での楽しい日々を振り返りながら稽古場に行くと・・・よくある話で一瞬で現実に引き戻されるわけです。

 

「やっぱり自分たちだけで創らせるって、ちょっと難しいよな。ちゃんと練習見よう。大丈夫時間はまだたっぷりある。しかも台本あるんだから。」なんて気持ちを切り替えたのが、お盆前。確かに夏休みはまだ3週間ある。

 

その2週間後。この2週間、稽古は全く進んでいなかった・・・。「もう一つ、別の作品やってみようと思うんだけど、どうかな。かなり直さなければならないんだけど」 ついに切り出す、いつものパターン。部員たちは、「この1ケ月をどうしてくれるんですか!」・・・・・・・・・・とは決して言わない。

 

どこへ到着するかわからない、ミステリーの船旅が、また今年も8月の末に始まった・・・。

 

国立劇場の夏、そして2016年高校演劇が大団円

2017年8月31日 / 未分類

  

今年の国立劇場・優秀校東京公演のテーマは「伝える」だった。第28回。

 

演劇部門リハーサルトップは秩父農工。国立常連に見えて、実は2回目の出場だ。大人数を束ねる舞台監督生徒が頼もしい。

 

こちらは沖縄・向陽高校。本番で花開いた。昨日修学旅行の文書作りのために地図を見ていたら、南部に向陽高校を見つけた。うれしかった。

 

 

茨城・日立第一の青柳祭。この看板の正確さと言ったら。ところで、この劇の主人公の男友達って、女の子が演じていたのに気づいただろうか。私は関東も全国本番も当然男の子がやっているものと思っていたが、全国終了後、何気なくプログラムを見ると、そのキャストを演じる生徒の名前が、どうも女の子の名前のような。そうであるならば、しかとリハーサルで見極めようと。リハーサルなら、準備とか、段取りを確認している時に、女の子っぽく振舞うのではないか、と。ところがどうもそのようなそぶりは全く見えない。顧問の指示にも完全に男子高校生として対応している。「うん、女の子の名前のような男の子なのだ」と納得させて、念のために顧問に質問。その顧問、あっさりと「女の子ですよ。」「え?」「〇〇、ちょっとこっち来て。」〇〇が来る。「カツラ取ってみて。」「は、カツラ?」〇〇がカツラを取ると、長い、腰まで届くような髪がど~んと。その瞬間、その子が急に女の子のように言葉使いも仕草もなったのにさらにびっくりしたのでした。う~ん、最強の女の子演じる男子高校生役だな。

 

リハーサル、本番オオトリの東播磨高校。セットが気に入られて、アルプススタンドに座ってみる方々続出。

 

  

階段の上り降りの確認は大事。

 

   

今年も大入り満員。

 

国立最後の公演が終わって表彰を受ける、東播磨。お疲れ様でした。

 

「中屋敷法仁だって、高三の夏に『贋作マクベス』を書いたんだ。」

 

そうそう、そうだ。やる気を出させるセリフ。

 

 

今年は、皇居一周歩いてみた。(走らない)意外と早く回れた。

優秀校東京公演プログラム

2017年8月14日 / 未分類

第28回優秀校東京公演(国立劇場)プログラム

※時間はおよその目安です。予定よりも早く始まる場合もありますのでご注意ください。

 

<1日目>

8月26日(土) 12:30開場 13:00開演

13:00~ あいさつと司会紹介

13:15~ オープニング(フラダンス)日本芸術高校・第四商業高校・川村高校・町田工業高校

13:40~ 休憩

14:00~ 日本音楽(筝曲、琴)宮城県佐沼高校、名古屋市立菊里高校

14:20~ 郷土芸能(和太鼓)日本福祉大学付属高校(愛知県)

       郷土芸能(踊り「八岐の大蛇」)広島県立加計高校芸北分校

14:45~ 幕間インタビュー

14:50~ 休憩

15:10~ 演劇 埼玉県立秩父農工科学高校「流星ピリオド」

16:10~ 幕間インタビュー・休憩

16:30~ 演劇 沖縄県立向陽高校「HANABI」

17:30~ 幕間インタビュー・初日終了

 

<2日目>

8月27日(日) 12:30開場 13:00開演

13:00~ オープニング①(太鼓演奏)明星学園高校(東京都)

       始めのことば、あいさつ

       オープニング②(太鼓演奏)萠愛学園西山学院高校(宮城県)

13:25~ 休憩

13:40~ 日本音楽(筝曲、琴)静岡県立三島北高校、創価高校(東京都)

14:00~ 郷土芸能(踊り「鬼剣舞」)岩手県立北上翔南高校

       郷土芸能(和太鼓)愛知県立松蔭高校

       幕間インタビュー

14:30~ 休憩

14:45~ 演劇 東京都立紅葉川高校「つるのおんがえし」★昨年度都大会推薦作品

15:45~ 幕間インタビュー・休憩

16:10~ 演劇 茨城県立日立第一高等学校「白紙提出」

17:10~ 幕間インタビュー・休憩

17:35~ 演劇 兵庫県立東播磨高等学校「アルプススタンドのはしの方」

18:35~ 幕間インタビュー・全日程終了

高校演劇のOBや先輩たちの公演②

2017年8月13日 / 未分類

先週、小名浜高校に続いて、今週も東京公演がある。こちらは、原案提供である。

 

詳細は以下にて。

 

http://www.tokyogeijutsuza.co.jp/filename75.html

小名浜高校「三人家族」

2017年8月10日 / 未分類

と言うわけで、先に紹介した「高校演劇OB、先輩方の舞台東京公演」に行ってきました。

 

福島県立小名浜高等学校演劇部による「三人家族」(石原哲也・作)。東京都調布市のせんがわ劇場にて。8月9日。

 

名作「三人家族」の改訂版だ。

 

    

劇場前、小名浜高校の旗がはためく。

 

この公演、小名浜高校後援会が主催、福島県教育委員会他が後援。前週の8月2日には、昨年震災があった熊本県に行って公演をしてきた。

 

「小名高シアター震災復興支援プロジェクト」とある。たくさんの資料とともに、終演後には、現在の福島県の状況を、スライドを使って部員たちが伝えてくれた。それもまた振り返って劇をよりよく理解させてくれる。

 

この劇場サイズ(客席120ほど)で観る高校演劇はやっぱりいい。

 

ロビーには、震災当時の写真が並ぶ。

 

福島県観光ガイドの表紙。福島県は強く呼びかける。とにかく「来て」と。

高校演劇のOBや先輩たちの公演①

2017年8月7日 / 未分類

この夏、高校演劇のOBや先輩たちの公演が東京で相次ぐ。その一つ、今年小名浜高校を退職された猪狩恭博先生が、小名浜高校演劇部をコーチとして、東京・調布市のせんがわ劇場に導く。日程は8月9日(水)2回公演。

 

以下詳細です。

 

http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/18478.html

優秀校東京公演(国立劇場)上演順

2017年8月5日 / 未分類

演劇部門は以下の予定です。

 

26日(土)

埼玉県立秩父農工科学高等学校 「流星ピリオド」

沖縄県立向陽高等学校  「HANABI」

 

27日(日)

東京都代表

茨城県立日立第一高等学校 「白紙提出」 

兵庫県立東播磨高等学校 「アルプススタンドのはしの方」

詳しい日程・時間はまた後で。取り急ぎ。

お祭りの片付けこそ、元気にやるのだ。

2017年8月4日 / 未分類

お祭りが終わったからと言って、しょんぼりするのではない。元気に気勢を上げて片付けをするのだ。それが次のお祭りへの気持ちを生む・・・そう思って、大会会場イズミティ21に行ったら、はい、その通り、元気に明るくやっていました、片づけを。さすが、宮城県実行委員会。

 

  

元気に、そして終始にこやかに。お互いの労をねぎらって。

 

 

皆さんに、手を振ってもらって、会館を後にする。4月上演校打合せ会の時もそうだったが、とてもすがすがしく気持ちがいい。

 

さあ、やるぞ!(何を?)

明日へつなぐ、宮城全国大会最終日

2017年8月3日 / 未分類

最終日。3日間って短い。でもこの密度でそれ以上やったら体がもたないか。お祭りは必ず終わる。でも次のお祭りは必ずやってくる。そう自分に言い聞かせて、毎年最終日を迎える。

 

 

なんて感慨にひたる間もなく、あわただしく1日が過ぎ、閉会式が終わり、お見送り。

 

   

その一方で、優秀校東京公演打合せ。喜びも束の間、緊張が走る。

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