復刊92号  WEB版



事務局通信

 例年よりサクラの散り方が遅く、 町中のあちらこちらで花見が行われていた四月。福岡サンパレスで行われた今年度第一回の常任理事会・理事会では、次のような議事について、検討が行われました。
 まず、福岡大会については、サンパレスの大ホール(収容二三〇〇名)他の使用状況の確認と、入場者集計方法(はがきによる入場希望者の把握)の確認が行われました。入場者の把握については、次年度が神奈川県での開催となるため、手続き作業などについて、今年度の実績を十分に検証しておきたいものです。 山形大会以後の検討課題である「上演校数増」については、各ブロック(都道府県)でさらに出された意見を集約しましたが、一五校程度でという意見と、従来通 りという意見が出されました。 これと絡む「年度内開催」については、派遣条件の整備の問題、費用面 での負担の問題、さらに開催時期について、もう少し具体的な検討内容を盛り込んだ方がよいという意見が多く出されました。 これら二点については、八月にもう一度意見集約を行います。
 次に、「生徒講評」については、 各都道府県レベルでの活動内容の報告があり、全体としては、具体的な方法を探る流れになりつつあります。ただし、審査との兼ね合い、派遣生徒の身分上の問題など、クリアするべき点もいくつかあり、今後具体案の作成に際しては、各方面 からの意見もいただきたいと思います。 著作権関係について、いろいろご意見をいただいておりますが、昨年度のブロック発表大会の中で新たな著作権に関する問題が発生しました。 該当ブロックから、状況説明とそれについての対応策が説明されましたが、理事会の中で、対応の甘さを指摘する声が多数寄せられました。 この問題については、過去数年に渡って再発防止を含むさまざまな対応をしてきているわけですが、今回再び発生したことについて、各都道府県でさらに対応を協議するということで、八月の理事会に継続議題として提出されます。 その他、「中高一貫教育校における出場資格について」「高専の生徒の出場資格について」「複数校による上演について」など、アンケート集計結果 をもとにして、今後継続的に話し合われる内容についての確認を行いました。 また、支援団体については、今年度新たに「ヤマハ」が「ドラマコンクール」開催というかたちで、 加わります。詳細は、別途お知らせいたしますが、よかったらチャレンジしてみてください。     (事務局・三上 実)

第一回 インターネット・ラジオドラマ・コンテスト
主催:上記実行委員会(委員長 西沢周市)
後援:全国高等学校演劇協議会
協賛:ヤマハ(株

応募規定
1、 5分以内のラジオドラマ(作者は、高校生あるいは顧問の先生。出演者は高校生)
2、 BGMをつける。(ヤマハ提供)
3、 一校3本以内
4、 一次選考あり(通過作品はインターネットにて公開)
5、 受け付けは、カセット、MD、CD-R、インターネット。
応募要項(詳しくは「演劇創造」あるいは「ホームページ」に)
1、 サイトをオープンしています。 http:www.radiodrama.org/
2、 応募受付は、8月1日から9月10日まで
3、 郵送の場合も上記期間。
4、 審査発表は、12月上旬

1、 最優秀作品1校 副賞として音楽制作機器、
2、 優秀作品数校  副賞として音楽制作機器、